今日、外壁が張り終わりました。
写真は、数日前建具枠の加工をしている所です。

最初に建具枠を取り付け、外壁材を差し込みます。

材料は施主が段取りをしています。施主が原木(丸太)から製材をしています。アレルギー体質で乾燥機がダメなので、
乾燥していません。基礎工事から約2か月掛かっています。材料の数は着工前に伝えました。もっと早い段階で製材して、
自然乾燥しておけば、こんな状態にならなかったです。段取りが悪すぎです。少しでも乾燥するように桟をを敷いて並べて置きました。

北側から張って行きます。防水防湿シートはダメなので、張りません。
当初は「加工無しの板を突き付けて張って」と言われました。防水防湿シートを張らないと壁の中に雨が吹き込みますよ。
「防水防湿シートは絶対にダメ。」それならせめて、材料に相じゃくり加工をして。と何度も何度も頼んでも聞いてもらえませんでした。それでも先日施主が現場に見にきて先に張った軒天や野地板の隙間を見てやっと理解したようです。
何とか相じゃくり加工の板を張れる事になりました。

東側

南側


相じゃくりの杉板を隙間なく張って行きます。
釘もなるべく打って欲しくないそうで、押える側に一本打つことにしました。数ヶ月後には反って来ると思います。
施主の要望なので、仕方ないです。

張り終わりました。



軒天ですが、3mm位隙間が出来ました。何の加工もしていない板です。ここから蜂等が入る恐れがあります。これも施主の指示です。大丈夫でしょうか?


野地板の隙間を見て張り替えて欲しいと言われました。最初から隙間は出ますと伝えて有ります。野地板の隙間が問題では無くて、その上に屋根材を葺けば何の問題もないと説明しているのですが・・・金属アレルギーなのでガルバニウムはダメ。何とかルーフィング材は敷かせて貰いましたが、
木工事以外は施主が手配をしています。どうするつもりでしょうか?直接触る様な場所でないので、ガルバニウム葺きが良いと思うのですが・・・
- 2015/11/12(木) 01:02:52|
- 建築
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0